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JA須高 高山共撰所の残留農薬事故について |
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高山共撰所の「サンふじ」から、りんごへの登録外農薬が、 |
1月7日、兵庫県にて検出されました。 |
(関係機関を経由し、1/17全組合員へ説明あり) |
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検出された農薬成分は「アセフェート」、考えられる農薬名は「オルトラン」です。 |
今回の残留農薬の検出値は0.22ppm、 |
基準値はりんごへの登録が無いことから、一律基準値の0.01ppmを上回りました。 |
(ブトウ等の登録作物ならば、残留基準値は5.0ppm以下) |
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当園としては、該当農薬の使用は無く、 |
また、検出された期間内に、高山共撰所への出荷も無い事、 |
畑の立地条件より、該当農薬の周囲からのドリフト(隣接園からの飛散)も |
考えられないことなどを考慮し、 |
当園の「サンふじ」の安全には自信を持っています。 |
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しかしながら、高山共撰所の一員として、重く受け止め、 |
当面、当園でも販売を自粛したいと思います。 |
お客様には、ご迷惑をお掛けいたしますが、 |
何卒、ご理解を賜り、また、ご容赦頂きたく、お願い申し上げます。 |
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只今、高山共撰所では、出荷済み「サンふじ」を自主回収するとともに、 |
今回の検出対象期間のみならず、「サンふじ」出荷組合員 |
全戸の「サンふじ」を、再度、自主検査しています。 |
これらの結果と県、保健所等関係機関の指導のもと、 |
原因の究明、今後の改善に取組んでいるところです。 |
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当園としても、更に安心してご利用頂けるよう、努める所存ですので、 |
今後ともご愛顧頂けますよう、お願い申し上げます。 |
取り急ぎ、ご報告いたしました。 |
事態の推移を見て、今後の販売を考えたいと思います。 |
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2007年1月18日 |
黒岩きよお農園 黒岩幸司 |
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【健康への影響について】 ~JA須高の告知より抜粋~ |
検出されたアセフェート0.22ppmは、1日摂取許容量から判断して、 |
当該のりんごを食べても直ちに健康への影響はないと考えられます。 |
※1日摂取許容量とは、人が一生にわたり、毎日食べ続けても |
健康に影響を及ぼさないと判断される量のことです。 |
検出農薬名 |
検出値 |
基準値 |
違反条文 |
アセフェート |
0.22ppm |
0.01ppm |
食品衛生法第11条第3項 |
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注)この成分の残留農薬基準値は、 |
キャベツ、なす、ぶどう等5.0ppm、柿2.0ppmですが、 |
「りんご」では登録農薬ではないため、一律基準の0.01ppmを適用 |
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