信州高山村は、りんごの産地としての長い歴史と経験を有しています。
諸先輩方が築きあげ蓄積した技術を受け継ぎ、産地としての立地条件を活かした、これらの慣行栽培を基本として、更に「おいしく」・「安全な」果実を継続して栽培しご提供できるよう努めています。
主に、完熟堆肥の施用により土壌のバランスを良くし、作物が健康になることにより、作物自体が本来もっている害虫や病気に対しての抵抗力を高め、本来の味を引き出すことができると考えます。
また、微生物資材や害虫の交尾を阻害する性フェロモンかく乱剤などを使い、害虫の発生を抑えたり、除草剤を減らすために乗用草刈機、刈払機にて除草をしています。
ここ高山村でも、年々、耕作放棄農地が増えています。生産者の平均年齢も上がり、産地維持が困難になりつつあります。また、求められる作物も時代によって変わってきました。そのような現状ではありますが、信州高山村のりんごが求められる間は、「おいしく」・「安全な」果実を毎年提供していく事で、次世代に繋ぎ、農地を守る事になると思い努めてまいります。 |
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